人生三分節
世に「人生三分説節」というものがあると聞きました。
人生を三分割し、例えば其の人が90年生きるとして、
先の30年間は自分だけのために生きる時間。
次の30年間は家族のために生きる時間。
そして、最後の30年間は住んでいる近隣地域、
日本国、世界、人類のために生きるということなのだとか。
これは安岡正篤氏の教え、先ず己自分を磨き、自身の一隅を照らす。
やがて個々のそれが輝きを増し、人それぞれの壱燈づつの集まりが、
やがて国をも照らすことになるという「壱燈照隅、万燈照國」の
考えに通じるものがあるではないか。
この歳になると、今まで過ごしてきた時間よりも
これからの時間の方が短いことは明白です。
其処で考える。
自分の生き様は如何なのかと。
夢想、徒労、焦燥、打算、傍観、堕落、酩酊、感傷、諦観 ・ ・ ・ ・
一体、自分の心から「怒り」や「闘争心」を取り除くと何が残るんだろうかと。
・・・『俺には分かるんだ!!お前の弱点がな
・・・戦えないその理由が分かるか? ・ ・ ・
・・・戦う目的が無いからなんだ ・ ・ ・
・・・何にも関心が無いし大切に思うものも無い
・・・信じるものも何も無い。
・・・だから俺には勝てないんだ』
・・・・・・・・・・・~映画~「POSTMAN」より
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